一般質問( ^ω^ )
6月議会
3ヶ月に1度のイベント、それが一般質問です。市に対して普段疑問に思っていることや、市民から聞かれたことなどを、市長や職員に直接聞ける機会です。任意制なので質問に立たなくてもいいのですが、貴重な機会を逃したくなく、前回に引き続き、今回も3点について聞きました。
①女性視点の防災体制について
②(前回から引き続いて)教員の過重労働問題について
③市民からの要望の取り扱いについて
――の3点です。
一つ目から。
南海トラフ地震への懸念もあり、防災対策が急務です。防災関連の質問はこれまで、先輩議員からも数多く出ていますが、僕は「女性視点」をメインに質問しました。
質問内容は、女性特有の備蓄品や、女性に特化した避難所の整備状況の確認。各主要ポジションに女性が配置されているか、そのポジションの女性比率の確認。そして、備蓄品・環境整備・ポジション配置が不十分ならば、早急に満たすように、と提言しました。
市からは、避難所管理運営マニュアルを今年中に修正し、女性の視点を追加で盛り込むこと、また、各ポジションにいる女性から女性特有の視点での意見を聞き取り、生かしていく――という回答がありました。
今回この質問をした理由は、三豊市議会では女性議員の少なさ(現在1人)もあって、女性の視点や意見が埋もれがちだからです。唯一の女性議員は、幅広い知識と専門性をお持ちで、毎度質問を聞くたびに大いに学ばせていただいていますが、やはり数がものをいう議会。女性の存在感を高めなければ、と危機感を抱いていました。
僕は、男性が女性の視点を主張することが重要だと思っています。それが、自分が議員になって果たす役割の一つだと自負しています。そのためには、さまざまな立場の女性から直接お話を聞くことが大事です。
今回、この件を取り扱った際に知った、生理用ナプキンの備蓄品の話が印象的でした。テレビ資料ですが、ある地方自治体では防災課の市職員に男性しかおらず、生理用ナプキンを女性が1ヶ月に使用する量が分からなくて、全く足りない量しか備蓄されていなかった――という映像でした。僕も今回、必要な量を初めて知りました。
相手の事情や状況を理解することで初めて、配慮が生まれるとしたら、事情や状況を説明する当事者が「そこ」にいないと始まらない。だからこそ、女性が市役所の防災関係の部署や、影響あるポジションにいないといけないんです。女性人口は全人口の52%なのに、「そこ」にいないことで存在を意識されないまま、いろいろなことが決められていってしまいます。市議会ももちろん同じです。ただ、今は女性議員の人数が少ない分、僕が代弁者となって声を上げていきたいと思っています。
〜続く〜
0コメント