一般質問 〜その3〜
続いて、3問目です。
3問目は、市民の要望や意見に、役所がどのように対応しているかについて。
2月に議員の任期が始まり、この約5ヶ月間に多数の要望や意見、相談を市民の皆さんから頂きました。
主なものとして
・公園のトイレの改修
・道路の舗装
・ハタカンの予算措置
・コミュニティーバスの運行ルート変更
・子ども食堂の設置
・教員の業務量の削減
――など。全部で30案件くらい取り扱いました。
流れとしては、
①市民から要望や相談を頂く
↓
②自分なりに話を整理
↓
③市役所の担当課に説明
↓
④担当課が案件の中身を踏まえて回答
↓
⑤担当課の回答を聞き、対策を考える
↓
⑥市民に説明
というのが基本です。
③、④、⑤は行ったり来たりする場合があります。一定の結論が出るまで繰り返します。
僕が今回注目したのは、④のところです。
市はどういう判断基準を設けているのか。OKとNGの線引きはどこにあるのか。
分かりやすい基準を提示してもらえれば、納得した上で持ち帰り、その後の市民に対する説明もスムーズにできます。
しかし、案件によっては基準がない場合があります。
今回の質問で取り上げた「施設のトイレ」も基準が定まっていないものでした。
全てのものに基準を設けるのは簡単ではないと思います。そもそも、基準を設けることに適さないものもあります。ですが、公平な取り扱いをするためには一定の指標が必要で、「誰が」要求する要望でも、その指標に則った優先順位に基づいて予算を組む判断をすることで、平等や公平の実現につながると思っています。少なくとも、政治家がそこを脅かす存在になってしまったら、行政の妨げになるでしょう。
この社会は繋がっています。誰かが無理やり何かの行為を起こした時、他の誰かにひずみが来るならば、その負の連鎖を断ち切るために対策を取るのも政治家の仕事だと思っています。
連日、国政を中心に信じがたい報道がされています。
一部の国会議員や地方議員は、どこを向いて仕事をしているのか。その方向に、国民や市民はいるのか。
政治離れ、投票率の低下にますます拍車がかかりそうで、憤りを感じます。
政治家なんてそんなもんだと思われないように、僕はしっかり、市民の皆さんの方向を向いて仕事をしていきたいと強く思います。
0コメント